建学の精神

Philosophy

建学の精神

情熱と好奇心をもって物事を探究し、
自律と協調の両立をはかり、共に成長し、たゆまぬ挑戦と努力の継続でさらなる飛躍を目指す事ができる有為な人材の育成を目指す。

教育方針

探究

好奇心+情熱

課題を発見し解決する。アイデアを創造し表現する。

興味や問題点を自ら発見し、自発的・主体的に行動し、解決できる生徒を育てます。

共成

協調+自律

多様性を認め合い、自らの考えも持つ。
チームで協力してイノベーションを起こす。

自主自律の基、他者を重んじる人間を育成し、将来、日本のみならず世界の各界で活躍できる生徒を育てます。

飛躍

挑戦+継続

過去の自分を超え続ける。主体的、創造的に未来を築く。

「何を学びたいか」を大切に、探究型学習で鍛えた好奇心と情熱を自分の進路実現へと結びつけ、自ら進路選択できる生徒を育てます。

スクールポリシー(3つの方針)

「グラデュエーションポリシー」〜卒業時に身につける力〜

本校の「建学の精神」を体現するための資質・能力を次のようにとらえ学校教育全体で人材を育成し輩出することとします。

◯情熱と好奇心をもって物事を探究するために、自ら課題を発見し、創造的に課題を解決する力を身に付けます。そのための具体的な資質・能力として、信頼できる情報を活用し、物事を批判的・論理的に考え、幅広い教養を元に自身の考えを表現できる力を大切にします。

◯自律と協調の両立をはかるために、文化や社会的背景の違う環境下でも、お互いを尊重し支え合い、調和させる心を醸成します。そのための具体的な資質・能力として、自分自身を俯瞰してとらえることで自己を調整し、高い道徳心と倫理観をもとに物事を判断し意思決定できる力を大切にします。

◯たゆまぬ挑戦と努力を継続するために、深い自己理解をもとに目標を設定し実現に向けて一歩を踏み出す姿勢を育みます。そのための具体的な資質・能力として、多様な経験を通して自身の能力や志向、価値観を認知し、積極的に実社会と関わる中で失敗を成長ととらえ 想像の範囲を超えた自分へ変化しようとする力を大切にします。

「カリキュラムポリシー」〜教育内容〜

基本的な考え方をもとに、生徒の発達段階に応じた6年一貫のカリキュラムを編成することでグラデュエーションポリシーの達成を目指します。

【基本的な考え方】
建学の精神を体現するために6年一貫のカリキュラムが編成されており、学習指導要領で示される資質・能力も合わせ学校全体で体系的に育成を目指すこととします。そのためには生徒が目標を明確にもち、その過程を最後までやりぬき、それぞれの経験や知識を統合することができるような本校独自の教育内容を常に模索することとします。合わせて、生徒自身が取り組みの過程や結果を振り返り自らさらなる成長へと踏み出すための適切・確実な多面的評価を目指します。そして個々の取り組みを学校全体で体系的にとらえることで、常にカリキュラムマネジメントの視点をもった取り組みの改善を行います。

【本校独自の教育内容】
◯自ら課題を発見し創造的に課題を解決する力を身に付けるために、これからの社会に必要とされる資質・能力を教科を超えた横断的な取り組みで育てます。
  • ・デザイン思考などの思考法を学び活用することで課題設定力、課題解決力を身に付けます。
  • ・プログラミングや統計学を体系的に学ぶことで論理的思考力、批判的思考力とともにこれからの社会に必要なデータを扱う素養を身に付けます。
  • ・言語の4技能や世界の地理・歴史を体系的に学ぶことで国際社会で必要な言語運用能力と異文化理解のための素養を身に付けます。
  • ・学校図書館を中核とした活動の推進で教科を超えた取り組みの体系化を目指します。
◯お互いを尊重し支え合い調和させる心を醸成するために、高い道徳心や倫理観、自己調整の姿勢を課外活動を含む教科を超えた横断的な取り組みで育てます。
  • ・社会における感情の調節を目指したメタ認知やレジリエンスを基礎とした学びを通し人間としての在り方生き方を考え、福祉的価値を見出すことで他者と共によりよく生きるための基盤を養います。
  • ・社会の一員としての課外活動やボランティア活動への参画を通して、学校生活で獲得した資質・能力を社会へ還元しようとする姿勢を養います。
◯深い自己理解をもとに目標を設定し実現に向けて一歩を踏み出す姿勢を育むために、実社会を強く意識しながら自身の能力を発揮したり表現したりする力を教科を超えた横断的な取り組みで育てます。
  • ・生徒自身が好きなこと、得意なこと、価値観、社会から求められることを意識することで、目標を具体化し個々に応じたキャリアデザインができるようになることを支援します。
  • ・地域や社会の多様な人材と関わる機会を通して、実社会で必要な資質・能力を生徒自身が実感できるようになる支援をします。
  • ・学校行事や実社会における課外活動等の多様な経験を通して、生徒自身の視野を広げキャリアデザインにおける選択肢が多様化する支援をします。

「アドミッションポリシー」〜求める生徒像〜

入学にあたり、グラデュエーションポリシーを目指し、カリキュラムポリシーを理解して本校と共に教育活動を推進できる人物を求めます。具体的には以下に示す者を求めます。

◯好奇心や探究心にあふれ、物事に対して積極的に取り組む意欲や情熱を有する者

◯他者との関わりを通じて、自己の能力を磨き、相互に高めていこうとする意識の高い者

◯積極的な学習意欲があり、将来の進路についての目的意識を明確にしようとする者

学校名の由来

― 智を開き青たちは翔ける ―

学校名は2012年7月13日~8月13日の1ヶ月間で一般公募を行いました。約1ヶ月間の公募期間にもかかわらず、17歳~69歳の方まで多数の応募があり、学校名は一般公募者からの応募による「青翔」と設立理念を表す「開智」の語を合わせた形で「青翔開智」と決定しました。
青春のきらめき、若々しさ、さわやかさを青の文字に込めています。また、新校舎の建設地である「あおば地区」をイメージしています。未来に向かって自分の可能性を探究し、この鳥取の地から羽ばたいていく青き生徒たちの様を青翔としました。
当校の特色の一つである「探究型学習」とは、すなわち「智を開く」ことです。また、智をもって地域にひらく学校という意味も併せ持っています。
近代の学制が始まった頃の最も古い学校の一つに「開智学校」があり、開智という語は新しい学校の始まりと期待感を感じさせる言葉でもあります。
“四文字で意味を成す学校名”は全国にも稀で、唯一の学校を目指す当学園の想いにも合致しました。